大塚駅前のだいじゅの焼肉と盛岡冷麺は優勝の味

大塚駅北口にある人気焼肉店だいじゅ

こんにちは、大塚マガジンのヒデです。今回のグルメコラムは大塚駅北口にある焼肉冷麺「だいじゅ」になります。大塚駅北口に出て左に進むと大塚銀の鈴通り商店街があるのでそのまま50メートルくらい進むと左側にだいじゅがあります。

コロナ禍で各種飲食店が苦戦する中、業態別の倒産件数率を見ると焼肉屋は2018年〜2020年のデータで30%〜40%減少している傾向にあります。この時期に？商売繁盛？と考えてしまう人もいると思うのですが理由の一つに換気の良さが言えると思います。

焼肉店は「上引きフード」で焼肉の煙と一緒に店内の空気を店外に排気していて、5分内外で客席全体の空気を入れ替える事が出来るんです。

客席床面積や天井の高さ、客席全体の容積やテーブル数に基づいて計算されるのですが、店によっては約3分半で客席全体の空気が入れ替わります。換気面でこの様な配慮があると安心して美味しい焼肉が食べれますよね。

まずはキムチとだいじゅサラダ。キムチは甘味が少ないというか、殆ど甘いと感じず辛味も程良い辛さでした。白菜の水分量も多くなかったので、ご飯のお供というよりは箸休めに頂くのにも丁度良いと思いました。

だいじゅサラダは新鮮な野菜と醤油胡麻油系のあっさりしたドレッシングでさっぱり美味しかった。レタスがみずみずしくて歯応えも良く満足でした。1つ注文すれば、3人〜4人でシェア出来る量でした。

上タン塩は分厚くてボリュームがあって柔らかい。一枚が大きいですが、おもいきって一口で食べてみてください。口に入ると肉汁と共に牛タン独特の食感が広がります。3mm〜4mm厚さのタンだと片面15秒〜20秒で外側が反りかえってきたら、すかさず裏返して10秒〜15秒が目安になります。

上ハラミ（塩もありますが、今回はタレ）は、文句無しの優勝の味でした。部位としては牛の横隔膜になります。以前に大塚マガジンでハラミはホルモンという記事を掲載しましたが、肉の旨味を味わい方には是非お勧めの逸品です。

ハラミは両面を強火でしっかり丁寧に焼いて、焦がしたり弱火で焼き過ぎたりせずに肉汁を逃さない様に気をつけましょう。口に入れると肉の味が焼けた肉をおいしく食べやすくすることを目的とするのが、つけダレの役割ですがお店のつけダレと良質なお肉の最強タッグにKOされました。

上ミノは独特の歯応えが良いですね。栄養豊富でたんぱく質、ビタミンB12・ビタミンB2・亜鉛などが含まれていて糖質がほとんど無いため、糖質制限の方にはおすすめです。マルチョウは小腸でシマチョウ（大腸）と比べると薄い特徴がありますが、脂が多く濃厚で甘みがあります。ニンニク焼きは夏バテ予防に最高。グツグツしてるのを見てるだけで、元気が出ますね。

センマイ刺は辛味酢ダレにつけて、頂きました。だいじゅのセンマイ刺しは新鮮で独特の匂いも強くなく、コリっとした食感で糖質も0なのでダイエット中の方にはお勧めです。鉄分とビタミンB12が含まれているので、貧血予防にも効果的です。

ハツモトは、油もしつこくなく、コリコリとした食感が特徴的です。その割にしっかり噛み切れるので食べやすかったです。見た目通りとても淡白な味で臭みがなくとても食べやすかったです。またお店がお好みで勧めているのがパクチーや青唐辛子と塩ダレにかけて食べることです。

今回はやりませんでしたが、次回はトライしてみたい思います。臭みが少なく、ホルモン系が嫌いな人でも食べれる味だと思うのでぜひ一度食べてみてほしい一品です。

最終ラウンド。だいじゅの看板メニューの盛岡冷麺。これは来店した際は絶対食べて頂きたい逸品です。焼肉を食べると口中が脂っぽくなって、最後に冷麺の様なあっさりした汁物を食べるとさっぱりします。食後にアイスキャンディーとお茶を出してくれるお店もありますよね。

盛岡冷麺のルーツは朝鮮半島の郷土料理と言われてますが作り方は盛岡で独自に進化した食べ物で、デンプンをベースにした麺はコシがあり、コシの強さにハマる方が多いと聞きます。だいじゅの麺もコシが強く、麺をすする度にコシの強さにハマります。見た目も綺麗で涼しげな印象。スイカが夏を感じさせます。

スープは少し甘味があって、スイカの甘味ではなく店のオリジナルレシピの味との事。1つは多いという方は相方とシェアして本当に美味しいので、是非食べてみてください。

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